8月8日から10日間、インターンシップに参加させていただいている大阪工業大学の工学部の三堂哲平です。

私は大学でプロダクトデザインという身の回りの製品の設計、デザインについて主に勉強しており、将来、製品の設計、デザインなどのモノづくりに携わる仕事に就きたいと考えているため、株式会社箭木木工所さんのインターンシップに参加させていただいています。

箭木木工所のインターンシップで日々、様々なことを経験をさせていただき、多くのことを学ばせていただいています。その一部をご紹介させていただきます。

カットした部材 横挽き昇降盤

これは横挽き昇降盤で芯材の部材をカットする作業を行ったときの様子です。横挽き昇降盤という機械を使用して、決められた寸法通りに多くの部材をカットしました。この作業は多くの木材をカットするため、部材の必要本数をこまめに確認することを重要で、集中力のいる作業でした。また、この作業を通して、横挽き昇降盤を使い方や部材の本数の管理の重要性について学ばせていただきました。

 

 

白ポリとランバーコアの練り合わせ パネルソー

次に、この作業は化粧板とランバーコア材の練り合わせ作業の様子です。練り合わせでは接着剤を適量で均等に塗る所が難しく、最初はなかなかうまくいきませんでしたが、最終的にはしっかりと練り合わせの作業ができ、その後のパネルソーという機械を使っての切断作業もうまくいきました。練り合わせや切断作業などの家具作りの工程の作業はモノづくりを行っている現場でしか経験できないことであり、製品の設計、デザインを学ぶ者にとって、とても貴重な経験であり、良い勉強であると感じました。

 

 

樽の分解後 グラインダー

この作業は樽の板を使うために、樽の分解を行った時の様子です。樽の分解はもちろん初めての経験であり、樽の分解方法についても詳しくなかったため、とても大変な作業でした。樽の金具の留めの部分をグラインダーと呼ばれる工具で切断し、その後、金づちで金具を叩いて分解していきました。この作業はとても力が必要で、時間のかかる作業でしたが、無事に樽を分解でき、一番達成感を感じられる作業でした。また、金具を外していくと突然、樽がバラバラなったので、その時はとてもビックリしました(汗)。

 

紹介した作業以外にもパテ塗りやラッカーという工具での部材の接着、トリマーでの面取りなど様々な作業を行い、毎日、多くのことを経験、勉強させていただいているため、インターンシップに参加して本当に良かったと感じています。

今日が研修5日目で折り返し地点となり、暑い日が続きますが、残りの5日間で1つでも多くのこと学べるように気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

残り5日間、まだまだご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。

ありがとうございました。