竹林整備のボランティア活動に参加してきました!
先日、茨木市の北にあります車作(くるまつくり)で竹林整備のボランティア活動に社員/インターンシップ学生あわせて計8名で参加してきました。
会員の皆様とあわせると合計23名にもなり、なかなかの大所帯です…!
今回は竹林整備ということで主に手入れが行き届いていない枯れたものや曲がって生えているものを選別し、間伐を行うというものです。
ちなみにこの”車作”(くるまつくり)という一風変わった地名ですが、
昔には牛車に使用する車輪を作っていたことが謂れとのこと。
現場につくと皆でまず作業工程、危険予知に関するお話を代表の方からうかがいました。
現場は思った以上に傾斜になっている為に足を踏み外してしまう他、
鋸の使用、伐採した竹林を倒すなど色々な点であらゆる危険性が潜んでいる為、
こうして皆で共通認識をもって安全に配慮した作業を行うことの大事さを改めて感じます。
安全確認を行い、いよいよ伐採!
4グループに分かれて持ち場のエリア内に生えている竹をお互いに声を掛け合い、
ときにはロープを使用して協力しながら慎重にひとつひとつ伐採していきます。
作業自体は単純なものですが、
それぞれのグループリーダーの方から丁寧に指導していただけたこともあり、
より安心・安全に行うことが出来ました。
ちなみに私は鋸をしっかり使ったことがなくはじめは力任せにギコギコしているような具合でしたが、
本来通り、力を入れずにまっすぐ挽くだけで簡単に伐れた時は驚きました。
(木工所から来ているというのにお恥ずかしい限りです…)
インターンシップ学生も会員の方々と協力しながら、頑張ってくれていました。
伐採して倒した竹は、枝を切り落としておよそ4メートル程に長さを揃えたうえでこのように積んでいきます。
画面でも分かるように傾斜がついているので、落ちないようにしっかりと。
私は当社が誇る最年長の家具職人、羽座さんに同行させていただきましたが、
年齢を感じさせない姿を横目でみながら若手らしく負けじと動きます。
皆さんとともにお昼休憩。
休憩中、周囲に生えている草木について話に花が咲きます。
スギやヒノキを間近に見ながら普段は木材として目にしている訳ですが、立ち木で改めてみるとまた受ける印象が異なります。
ほかには”ヤブニッケイ”という葉をすり潰した際にクスノキと同様の匂いがする木があり、
実際に嗅いでみると特有のとても良い香りがしました。
竹林整備のあとは近くにあるミョウガを採りに。
皆さん、スーパーなどで目にするミョウガですが、花の蕾であることを初めて知りました。
大きな葉っぱの下に隠れるように地面から小さな花が咲いていました。
今回の活動もエコアクションの環境保全を目的とした取り組みの一環として参加させていただいております。
微力ながらもこうした活動に積極的に参加し続けることで、
「人・家具・環境」の調和の理念実現に向けてこれからも邁進していきます!