今回の更新は、関東からの依頼で製作した

展示会で使用される什器の製作過程を紹介したいと思います。

 

東京ミッドタウンで行わた、展覧会の商品を乗せる什器の製作依頼です。

 

 

この図面が送られてきました。

とりあえず、デカイ(w4000✕D2400✕600)な・・・

と思いましたが、形は単純な四角錐切頭

(この形の上下反転です)

 

 

 

 

 

 

 

なので製作も簡単かなと思っていましたが

製作に取り掛かると思いのほか

角部分のしまいが大変で、予想外の時間がかかりました。

 

形が単純でも

角は、面と面の接地部分に二種類の角度を

上手くつけないとキレイに面が作れなかったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

この部分の部材の交わりが難しいのですが

親方はサさっと出して、キレイに作っていました。

どうやって角度を出したのか見ていなかったので

謎です。

 

 

配送・搬入のことを考え本体は四分割で製作。

 

側板に9m/mベニヤを使用するため

骨組みは少なめです。

 

 

仮組みして面を揃えます。

 

 

なんだかんだで、単純な形のものでも

面と面の交わりに角度がついていると

製作に結構な時間がかかってしまい

予想より製作費がUPしてしまいました。。。

 

オーダー家具の設計は、予算とデザインのバランスを考え

オシャレだけど、複雑な形になってしまい

製作費が上がってしまうのではなく

シンプルな形でも、使いやすく機能的なものを

YAGI PROJECTでは提案させて頂きます。

 

長くなってしまったので

展示什器の製作は次回に続きます!